読書記録「犬が伝えたかったこと」

読書記録

こんにちは。
らんまるオーナーです。

今日は私が最近読んだ犬関連の本をご紹介したいと思います。

https://www.amazon.co.jp/%E7%8A%AC%E3%81%8C%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8-%E4%B8%89%E6%B5%A6%E5%81%A5%E5%A4%AA/dp/4801400442/ref=sr_1_1?keywords=%E7%8A%AC%E3%81%8C%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8&qid=1650097825&sprefix=%E3%81%84%E3%81%AC%E3%81%8C%E3%81%A4%2Caps%2C157&sr=8-1

「犬が伝えたかったこと」著者:三浦健太

1.この本について

犬と飼い主とのエピソードを20話つづられています。
そのどれもがとってもハートフルな話で、
犬を飼う人にとっては、
読み終わった後に胸にこみあげてくるものがあります。

今日はそのエピソードの中でも、
私が一番感動したエピソード「フィロス(14歳雑種犬)の話」をご紹介します。

2.エピソード「フィロス(14歳雑種犬)の話」

フィロス(14歳雑種犬)の飼い主65歳男性は
1年前に妻を亡くされています。
地元の集まりにもよく参加していた亡き妻とは対照的に
男性は閉鎖的な性格で仕事以外は趣味を持たず過ごしていました。

地元の町工場で40年以上勤めた男性は、
定年後に毎日一日中家に居るようになりました。
妻との会話も長く続かず、二人で過ごした思い出もない。

「きっと妻は一日中家に居る私を
うとましく思っているに違いない」


そう男性は考えるようになります。

妻亡きあと残されたのは、妻が愛していた犬・フィロス。
妻は朝晩、熱心にフィロスの散歩を行っていましたが
男性はドッグフードをあげたり、
トイレシートを交換したりする程度。

フィロスにとって妻がすべてで、
妻がいない犬生は何の興味もないと
言わんばかりにフィロスは
ときおり深いため息をつきます。

妻亡き後に残された男性と犬。

男性は犬と自分を重ね合わせます。

これといった生きがいもなくなり、
人生の終わりをただ待つだけ。
それで、はたして生きているといえるのか。


急に腹立たしくなった男性はおもむろに妻の遺品と
一緒にしまっておいたフィロスのリードを取り出し、
フィロスと散歩に出かけます。

フィロスと散歩するのは初めての男性。
フィロスは立ち止まったりすることなく、
おとなしく歩きます。

フィロスが散歩するのはおそらく妻が
何度も歩いた散歩コースで、
引き綱からはフィロスの
しっかりとした先を歩く意思を感じます。

フィロスと男性は商店街に入ります。

「お、フィロス」と豆腐屋の主人。
「今日も散歩か、よかったな」と話しかけられたフィロスは
ぎゅっと自分の鼻を豆腐屋の主人に押し付けます。

「フィロス?」と小さな犬を連れたおばあさん。
「お父さんとお出かけなの?よかったわねぇ」
おばあさんに優しく頭をなでられてフィロスも
気持ちよさそうに目を細めます。

「フィロス、フィロス」と子どもたちが駆け寄ってきます。
子どもたちに背中や首をなでられたフィロスも
短い尻尾をゆらして応えます。

フィロスの散歩コースは生前に妻が見ていた光景なのでした。

やがて、フィロスとの散歩は川沿いの土手にたどり着きます。

するとフィロスは川沿いのベンチの前で急に座り込みます。
いつもそうしているかのように。

仕方なく男性もベンチに腰かけると、
聞きなれた音が聞こえてきます。

その聞きなれた音とは。。。。

3.私の感想

私がこの本で特に印象的で
感動的だったエピソードをご紹介しました。
通勤中に電車で読んでいたのですが、おもわず落涙。
このブログを書いている今も胸が熱くなっています。

長年勤めた会社を定年で辞めて生きがい(仕事)を
無くしてしまった男性
と、
自分のことを愛してくれた唯一の生きがい(妻)を
亡くしてしまった犬

このエピソードは対照的に描いています。

特に男性は閉鎖的な自分とは違い活動的な妻に対して、
「熟年離婚してあげるべきだったのではないか」とまで考えています。

しかし、妻はおそらくそんなことは望んではおらず、
フィロスとの散歩や仕事人間だった男性と暮らしていた毎日が
愛おしかったのだろうということが最後にわかります。

このエピソードのテーマは「犬は毎日『ずっと同じがいい』」です。

犬は毎日同じ日々でも飽きない。むしろ安心感がある。

とかく、飼い主としては犬のためを思っていろんなイベントに
連れて行ってあげたいと考えがちですが、
もしかしたら犬はそんなことは望んではおらず、
毎日同じ愛情を飼い主から感じられれば十分なのかもしれない、
そんなことを考えさせられるエピソードでした。

他にも「捨て犬を保護した犬が苦手な警察官の話」など、
胸を熱くするエピソードがたくさんあります。

興味を持った方はぜひ読んでみてください。

https://www.amazon.co.jp/%E7%8A%AC%E3%81%8C%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8-%E4%B8%89%E6%B5%A6%E5%81%A5%E5%A4%AA/dp/4801400442/?_encoding=UTF8&pd_rd_w=O80No&pf_rd_p=22de103c-6ed7-4c73-a2e3-71576cce4007&pf_rd_r=Q2WG36M4J6A55GKXEGC0&pd_rd_r=ea00023c-0286-4842-912f-868600323b11&pd_rd_wg=71ofw&ref_=pd_gw_ci_mcx_mi


🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶🐶
もしよかったら「いいね!」を
クリックしてもらうと嬉しいです!
らんまるより私が喜びます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました