読書記録「動物東洋医学講座 初～上級編」

こんにちは。
らんまるオーナーです。

今日は私が最近読んだ犬関連の本をご紹介したいと思います。

動物東洋医学講座　初～上級編
著：ピリカメディカルグループ

https://www.amazon.co.jp/%E5%8B%95%E7%89%A9%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E3%80%90%E5%88%9D%E3%80%9C%E4%B8%8A%E7%B4%9A%E7%B7%A8%E3%80%91-%E3%83%94%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97/dp/4815035970/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=IMQ8XGG6NTKG&keywords=%E5%8B%95%E7%89%A9%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E5%BA%A7+%E5%88%9D%EF%BD%9E%E4%B8%8A%E7%B4%9A%E7%B7%A8&qid=1684592684&sprefix=%E5%8B%95%E7%89%A9%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E5%BA%A7+%E5%88%9D+%E4%B8%8A%E7%B4%9A%E7%B7%A8%2Caps%2C176&sr=8-1

1．この本について
2．「西洋医学の健康」と「東洋医学の健康」
3．五宝について
4．私の感想

1．この本について

サブタイトルに「初～上級」と書いてある通り、
「東洋医学とは何ぞや」から
犬猫においての具体的な
東洋医学的診断法まで載せているこの本。

私のような東洋医学初心者に
ぴったりです。

2．「西洋医学の健康」と「東洋医学の健康」

冒頭の「東洋医学とは」の部分で、
「西洋医学の健康」と「東洋医学の健康」の
違いが述べられています。

「西洋医学の健康」は、
検査結果の値が基準範囲内にあること。
値が基準範囲外にあれば、
基準範囲内に戻すことが治療になります。

「東洋医学の健康」は、
心身のバランス変化に対応できる状態のこと。
患者自らの力でバランスを取り戻せるように、
サポートすることが治療になります。

3．五宝について

本では「五宝（ごほう）」という
概念にも触れていました。

「五宝」とは、
精・氣・神・血・津液（しんえき）という
五つのことで、それぞれ以下のような役割です。

精・・・・命のエッセンス。
氣・・・・生命エネルギーそのもの。
神・・・・精神状態や意識。
血・・・・体に潤いを与え、神を安定させる。
津液・・・体内の水分の総称。

五宝は健康な生命を
維持するために必須のもので、
五宝が全身を巡って活発に
動いているときが健康。

逆に五宝に過不足が生じたり、
流れが悪くなったりすると
病気になると考えられています。

多くても少なくても良くない、
バランスが大事とのことです。

4．私の感想

らんまるが通っている診療所では
東洋医学を専門としており、
先生が用語が難しい東洋医学を
わかりやすく説明してくれます。

私も犬の飼い主として
勉強しておくべきと思い、
購入したこの本。

内容は犬猫だけでなく、
人間にもつながる内容が多く
非常にためになりました。

というのも、東洋医学は
人間も動物も自然の一部と考えており、
自然界で起こる循環は
人間や動物にも起こるのだそうです。

本には万物を相対する2つの要素に
分けて考える陰陽論や、
万物は木・火・土・金・水の5つの基本元素で
成り立っていると考える五行論なども
書かれており、
それらが犬猫にどう影響するかも
詳細に述べられています。

飼い犬の状態が悪いときを
状態ごとに分けて与えるべきエサも
紹介されているので、
「あ、うちの子なんだかおかしいな」と
思ったらすぐ読み返して参照したくなる本です。

興味を持たれた方は、
ぜひ読んでみてください。