こんにちは。
らんまるオーナーです。
今日は私が最近読んだ犬関連の本をご紹介したいと思います。
「明るい老犬生活—今日からできる頑張りすぎない12のこと」
著者:老犬生活応援隊
1.この本について
犬を家族に迎えて避けられないのが「犬の老い」。
この本は人間よりも早く老いる犬をどう介護していくか、
そしてどう看取っていくか、わかりやすく説明してくれています。
私がこの本を読んで勉強になった2点をご紹介します。
2.老犬だって歯が命
硬すぎると奥歯がすり減ったり、歯が折れることもあるそうです。
特にガムなどは、おやつ用のガムではなくデンタルケア用のガムにして、
硬さも年齢に合わせて変えることが重要とのこと。
どうしても若犬のときから好きなおやつを与えたくなりますが、
歯もアゴも弱くなった老犬には注意が必要です。
また、老犬になっても歯を保たせるには日々の歯磨きも重要。
そのためには犬に人間が口の中に手を入れても
嫌がらないように日々トレーニングする必要があります。
筆者の方も、飼い犬に子犬のころから人間が
口の中に手を入れるトレーニングをやっていたから
歯石取りの手術もできて歯をきれいに保てていました。
老犬の健康は子犬のころから決まっている。
そんなことを考えさせられました。
3.老犬介護に疲れた飼い主へ
まじめで愛情深い飼い主ほど、老犬介護について、
「できることは100%やらなければいけない」
「手を抜くなど許されない」
と思いがち。しかし、このような状況が長く続くと
犬も飼い主も共倒れになってしまいます。
介護の鉄則は「力まず、緩く続けられること」。
介護生活は終わりが見えづらい。
しかも、介護の終わりが来るということは
大切な家族との別れを意味します。
介護の終わりをゴールと全力を尽くすという方向から、
犬と共に生きる人生を一日一日を味わいながら無理せず
介護を続けていくという方向へ意識を変えることが重要とのこと。
4.私の感想
最初にこの本を読むまでは、
私は「老犬を飼うためのノウハウ本」と思っていました。
しかし、読んでみるとこの本には、
老犬介護をする飼い主へのメンタルケアまで
記述されていました。
老犬介護での疲れを自覚し背負い込まないことや
飼い主も心と体の健康を重視すべし、と
この本には書かれています。
もし、老犬介護に心身共に
疲れ果ててしまったら、
そのときは自分の心と体を守るためにも
老犬介護施設に預けることを
検討してみてもいいかもしれません。
この本は、
もうすぐ老犬になる犬を飼っている方、
もうすでに老犬を飼っている方、
に特にお勧めです。
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